目次
こんにちは、魚信本店 店長の田口です。
「お食い初めって、何をどの順番で食べさせればいいの?」
「両家の祖父母を呼ぶのに、作法がわからなくて段取りが不安…」
「準備に追われてバタバタして、肝心の写真を撮る余裕がなかった」
初めてお食い初めや一升餅などのお祝い事を計画するとき、こういう気持ちになる方、すごく多いんです。
わかります、本当に。実は私自身も3歳の息子を育てるまで、お食い初めの作法を「なんとなく」しか知らなかったひとりです。
今回の記事では、そんなお父様・お母様に向けて、魚信の一日に密着しながら、「鮮度抜群の魚が一皿に変わるまでの職人の仕事」と、「だからこそできるお食い初めサポート」の両方をお伝えしたいと思います。
お店で「記事読んだよ」と声をかけていただけたら、とても嬉しいです😊
こんな方におすすめ
- ✅ 岡崎市や近隣で初めてのお食い初め・お祝いの席を検討している方
- ✅ 両家の祖父母を招いて儀式を行いたいが、作法や段取りが不安な方
- ✅ 準備に追われずパパとママも当日を楽しみたいと思っている方
- ✅ 活き造りなど鮮度にこだわった本格和食を家族に食べさせたい方
- ✅ 子連れでも個室でゆったり過ごせるお店を探している方

朝6時。南伊勢・師崎から届く魚との、毎朝の真剣勝負
魚信の一日は、鮮魚の受け取りから始まります。
南伊勢や師崎から直送される魚は、朝のうちに届きます。箱を開けた瞬間に漂う磯の香り。ピンと張った魚体のツヤ。これが今日の「素材の顔」です。
活き造りは、素材の鮮度がすべてです。どれだけ包丁の技術があっても、素材が良くなければ話にならない。だから私は毎朝、届いた魚を手に取って、目の輝き、えらの色、弾力をひとつひとつ確かめます。
「今日はこの金目鯛が主役だな」と頭の中でその日のお品書きが決まっていく、この時間が一日の中で一番好きかもしれません。
春なら金目鯛、夏なら鱧(はも)、秋には松葉がれい。季節ごとに変わる顔ぶれを見ながら、その日のお祝い膳や御膳の組み立てを考えます。
「料理は技よりも心」とよく言いますが、その心の根っこにあるのは、「この素材に敬意を払うこと」なんだと思っています。
開店前の仕込み。活き造りの「芸術」は、準備8割で決まる
午前9時すぎ。仕込みが始まります。
活き造りというと、ぴちぴちと跳ねる魚をその場でさばくイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実は「美しい一皿」には、その前段階の丁寧な下処理があります。
うろこの取り方ひとつで、身の傷み方が変わります。内臓の処理の素早さが、臭みを左右します。包丁の角度と力加減で、盛り付けたときの身の立ち方が違ってくる。
「どうしてここまで手間をかけるんですか?」とよく聞かれます。
答えは単純で、「目の前に座るお客様の顔が浮かぶから」です。
お食い初めでいらっしゃるご家族なら、赤ちゃんのために選び抜いた鯛の一皿を、おじいちゃんとおばあちゃんが「きれいだねえ」と目を細めて見ている場面が。
ご長寿のお祝いでいらっしゃるご家族なら、主役のお父様が「うまい!」と目を輝かせる顔が。
料理人として20年、そういう場面を何度も見てきました。だから手が抜けないんです。
また、仕込みの時間には釜飯の出汁も丁寧に引きます。天然にがりを使った手づくり豆腐も、この時間帯に仕上げます。どれも「既製品でいいか」とはならない。それが魚信の流儀です。
✓ ここまでのポイント
- 南伊勢・師崎からの直送鮮魚を毎朝確認するところから、魚信の一日は始まっている
- 活き造りの美しさは、下処理・仕込みの丁寧さで8割が決まる
- 出汁から引いた釜飯、天然にがりの手づくり豆腐も、すべて当日の手作り
「儀式の順番がわからない」「当日グダグダになったらどうしよう」という不安、この記事を読んでもまだ頭の中でぐるぐるしていませんか。お席の空き状況と一緒に、お食い初めの当日の流れについてもご確認いただけます。ご予約前の確認だけでも構いません。
ランチタイム前の「もうひとつの仕込み」。お食い初めのお祝いを迎える準備
営業前にもうひとつ、大切な準備があります。
それが、その日お越しになるお祝いのご家族のための「儀式のセッティング」です。
お食い初めの場合、膳に並べるものは決まっています。焼き鯛、赤飯、汁物、煮物、香の物、そして「歯固めの石」。ただ並べればいいわけではなく、それぞれの配置にも意味があります。
「一の膳から順に、誰がどの順番で食べさせるマネをするか」「歯固めの石のしきたりをどう説明するか」——こういうことを、当日にバタバタしながら調べているご家族をたくさん見てきました。両家のおじいちゃんおばあちゃんを前に「えーっと…」となってしまうのは、パパもママも絶対に避けたいですよね。
だから魚信では、ご予約の段階からお電話やご来店で「お食い初めの流れ」をお伝えしています。当日も、儀式が始まる前にスタッフが順序と作法を丁寧にご説明します。「次は○○をどうぞ」と声をかけながら、ご家族が戸惑わないようにそっと伴走するイメージです。
私自身、息子が生まれてから初めて「お食い初めをする親」の気持ちを体感しました。
段取りが心配で、写真を撮るタイミングを逃してしまうもったいなさ。「プロに任せていたら、もっとあの場を楽しめたのに」と後から思うご家族が出てほしくない。その気持ちで、毎回のお祝い席に臨んでいます。
「南伊勢や師崎の新鮮な魚と、名物の釜飯が絶品でした。手づくり豆腐も美味しくて、両親も大喜びしてくれました。」
ご家族でのお祝い会席ご利用のお客様
この声、本当に嬉しかったです。鮮魚の鮮度と釜飯の味はもちろんですが、「両親も大喜び」という言葉が一番心に響きました。おじいちゃんとおばあちゃんにも満足してもらえる料理を出せたんだ、と。3世代みんなに喜んでもらえることが、魚信の目指す姿です。
活き造りが「一皿の芸術」になる瞬間。職人の手と、込めた思い
いよいよ注文が入ったら、活き造りの盛り付けです。
薄く引いた身を、魚の形に見立てて戻しながら盛り付けていく。尾びれと頭をあしらい、大葉や菊花、細く刻んだ大根のツマを添える。色のバランス、高さ、立体感。
「芸術的」と言っていただくことがありますが、私は料理の技を見せたいわけではないんです。
「わあ、きれい!」と驚いて、「いただきます」と箸を持つ瞬間のご家族の表情を見たい。それだけです。
お食い初め膳の焼き鯛も同じです。鯛を丸ごと一尾、きれいな姿焼きにして膳に乗せる。その瞬間、テーブルの空気がパッと明るくなる。赤ちゃんが目を丸くする(こともある笑)。おじいちゃんが「おお〜!」と声を上げる。
その瞬間のために、朝から仕込んでいるんだと思っています。
釜飯は、注文をいただいてから一釜一釜、直火で丁寧に炊き上げます。蓋を開けた瞬間にふわっと立ち上がる湯気と香りも、ご馳走のうちのひとつ。「あの瞬間がたまらない」とリピートしてくださるお客様も多いです。
お食い初めで「準備に追われない日」にするために、伝えたいこと
最後に、これからお食い初めを計画しているお父様・お母様へ、現役パパ板長として正直にお伝えしたいことがあります。
当日に完璧にやろうとしなくていい、ということです。
作法を完璧に覚えることよりも、赤ちゃんの顔を見ながら笑っていることの方が、何百倍も価値があります。
段取りや儀式の進行は、慣れているお店のスタッフに任せてしまってください。
その分、パパはカメラを構えて、ママは赤ちゃんを抱いて、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に笑っていてほしい。
魚信の個室は、周りのテーブルを気にせず、ご家族だけの時間が流れる空間です。赤ちゃんが少し泣いても、子どもが声を上げても、誰も困りません。むしろ、そういうにぎやかさも含めてお祝いだと思っています。
ご予約の際に「お食い初めを予定している」とひと言添えてくださるだけで、当日の流れをご説明する資料のご用意や、儀式に必要なアイテムの手配など、できる限りの準備をさせていただきます。
「こんなこと聞いてもいいの?」ということも、ぜひ気軽にお電話ください。
ご予約・お問い合わせはお電話でも承っております👇
0120-15-0173
皆様の大切な一日が、何年経っても「あの日、本当に良かったね」と振り返れる時間になるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。
岡崎市稲熊町の魚信で、皆様のご来店をお待ちしています🎉
朝の仕込みから儀式のサポートまで、魚信の一日をここまで読んでくださったなら、あとは「いつ行くか」を決めるだけです。南伊勢・師崎直送の鮮魚と釜飯、そして個室でのお食い初め膳、ご希望の日程の空きをここから確認できます。

