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こんにちは、魚信本店 店長の田口です。
先日、厨房でふと気づいたことがありました。
春から夏に変わるこの季節、岡崎市内でも新緑が一気に深くなり、外を歩くと汗ばむ陽気になってきましたね。こういう気温の変わり目は、不思議と「炊き立てのご飯が食べたい」という気持ちが高まるんです。
お客様からも「今日は釜めし目当てで来たよ!」と声をかけていただくことが増えてきました。
ただ、魚信の釜めしはご注文をいただいてから約20分お時間をいただいています。
これを初めて知ったお客様から「20分も待つの?」と驚かれることもあります。正直に言います。長いです(笑)。
でも、創業58年・私自身も調理師として20年現場に立ち続けてきた中で、この「20分」だけは絶対に短縮できないんです。
今日はその理由を、3つに絞って包み隠さずお話しさせてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 岡崎市周辺で本格的な釜めしが食べられるお店を探している方
- ✅ 「釜めし」と「普通の炊き込みご飯」の違いが気になっていた方
- ✅ ランチやお祝いの席で、本物の「炊き立て」を体験したい方
- ✅ 子連れでも安心して食事できる落ち着いたお店をお探しの方
- ✅ 3世代みんなで喜べる和食メニューを探しているご家族の方

理由① 一釜ずつ、直火で丁寧に炊き上げているから
魚信の釜めしは、ご注文ごとに専用の土釜を使って一釜ずつ直火で炊き上げています。
大きな炊飯器でまとめて炊いて、注文が入ったら盛り付けて…という方法をとれば、正直ずっと早く出せます。でも、それは私の中では「釜めし」ではなくて「釜めし風の炊き込みご飯」なんですね。
直火で炊くことで何が変わるか。
一番わかりやすいのは「おこげ」です。土釜の底にできるあの香ばしいおこげは、直火でないと生まれません。蓋を開けた瞬間にふわっと広がる湯気と香り、そしてパチパチという音。これがお客様の目の前でのご馳走だと、私は思っています。
もうひとつ、直火炊きの大きな特徴は「対流」です。釜の中でお米と具材が熱の対流でしっかり混ざり合いながら炊かれるため、市販の炊飯器では出せない、芯までふっくらとした粒立ちに仕上がります。
この炊き方は、創業当初から58年間、ずっと変えていません。
20分という時間は、この直火炊きに最低限必要な時間です。
途中で蓋を開けて確認したくなる気持ちをぐっとこらえながら、火加減を調節しつつ丁寧に炊き上げる。この工程は機械にも、時間短縮にも、代えることができないんです。
理由② 出汁も、具材の仕込みも、すべて当日の手作りだから
釜めしの美味しさは、お米だけでは決まりません。
土台となる出汁の質と、一緒に炊き込む具材の仕込みが、最終的な味を大きく左右します。
魚信では、釜めしに使う出汁は毎朝厨房でしっかり引いています。既製品のだしの素や、濃縮タイプのものは使いません。
手間はかかりますが、自分で引いた出汁でないと「心を込めた」とは言えないと思っているので、ここは20年変えていないこだわりです。
具材も同じです。南伊勢や師崎から届く旬の魚介類、季節の野菜など、板長である私が毎朝目で見て選んだ食材を、その日のうちに仕込んで釜めしに使っています。
春なら筍や桜えびが入ったり、秋なら松茸や栗が加わったり。季節ごとに具材が変わるのも、魚信の釜めしの楽しみのひとつだと思っています。
「注文してから20分」の中には、この仕込み済みの具材を出汁とお米と合わせて、しっかり火を入れる時間が含まれています。
あらかじめ全部作って保温しておけば確かに早い。でも、炊き立てでないと出せない「あの香り」と「あの粒立ち」は、どうしても再現できないんです。
✓ ここまでのポイント
- 魚信の釜めしは注文後に一釜ずつ直火で炊き上げるため、約20分のお時間をいただいています
- 出汁は毎朝手引き、具材も当日仕込みの完全手作り。既製品は一切使いません
- この「手間」こそが、蓋を開けた瞬間の香りとおこげの美味しさを生んでいます
理由③ 「待つ時間」も、家族の大切な時間になってほしいから
3つ目の理由は、少し違う角度からのお話です。
私自身、3歳の息子を育てる父親になってから、あらためて気づいたことがあります。
お祝いの席や、久しぶりに家族が集まった食卓って、料理が運ばれてくる「前」の時間もすごく大切なんですよね。
おじいちゃんが孫に話しかける声、ママとおばあちゃんが久しぶりに近況を話す時間、赤ちゃんが周りに笑いかけてくれる瞬間。
料理が「すぐ来る」お店だと、どうしてもその時間が短くなってしまいます。
魚信の個室でゆったり座って、「釜めし、あと少しで来るね」と話しながら過ごす20分は、ご家族の会話が自然と生まれる時間だと思っています。
そして、その20分の後に蓋が開いた瞬間の「わぁっ!」という歓声が、お席全体をさらに温かい空気にしてくれる。
料理が早く出てくることは大切です。でも、「美味しいものを一緒に待つ」という体験もまた、食事の一部だと私は考えています。
忙しい日常の中で、家族みんなで同じものを楽しみにしながら過ごせる20分。そんな時間の積み重ねが、後になって「あの日、楽しかったね」という思い出になるのだと思っています。
「南伊勢や師崎の新鮮な魚と、名物の釜飯が絶品でした。手づくり豆腐も美味しくて、両親も大喜びしてくれました。」
ご家族でのお祝い会食でご利用のお客様
「初めてのお食い初めで不安でしたが、店長さんも子育て中のパパということで、子ども連れでも温かく迎えていただき、とても安心できました。最高の思い出になりました!」
お食い初めでご利用のお客様(30代・女性)
釜めしがさらに美味しくなる「手づくり豆腐」との組み合わせ
魚信の名物は釜めしだけではありません。
釜めしと一緒にぜひ味わっていただきたいのが、天然にがりを使った「自家製手づくり豆腐」です。
大豆本来の優しい甘みと、なめらかなのに口の中でしっかり存在感を感じられる食感。
「豆腐ってこんなに美味しかったんですね」と、初めて食べたお客様から言っていただくことが多い一品です。
ご年配の方にも食べやすく、小さなお子様にも安心して出せる素材。
おじいちゃんおばあちゃんから3歳くらいのお子様まで、3世代全員が笑顔で食べられるのが手づくり豆腐の嬉しいところです。
釜めしの炊き立てのコクと、豆腐のふんわりとした優しさ。この組み合わせは、20年厨房に立ってきた中でも特に自信を持っておすすめできる魚信の顔です。
ランチタイムの「季節の御膳」(2,000円〜3,000円台)には、釜めしと手づくり豆腐、旬のお刺身などがセットになったコースもございます。
お食い初めやご長寿のお祝いなどの会席コース(4,780円〜)でも、もちろん釜めしをご用意しています。
まとめ:岡崎で「本物の炊き立て」を体験しに来てください
改めて、魚信の釜めしが20分かかる3つの理由をまとめると:
- ✅ 一釜ずつ直火で炊き上げることで、機械にはない「おこげ」と「粒立ち」が生まれるから
- ✅ 毎朝引いた出汁と、当日仕込みの旬の具材を使っているから
- ✅ 「待つ時間」もご家族の大切な食卓の一部だと考えているから
「料理は技よりも心」。
これは創業当初から変わらない魚信の信条です。
釜めしの前に運ばれる先付けやお刺身を楽しみながら、のんびり個室でお過ごしいただければ、20分はあっという間に感じていただけると思います。
そして蓋を開けた瞬間、「あ、これを待ってた!」という感動がきっとあるはずです。
岡崎市・東岡崎駅近くの個室でゆったり、炊き立ての釜めしをぜひ体験しにいらしてください。
ランチのご予約はもちろん、お食い初めや七五三、ご長寿のお祝い、法事のご相談など、どんなことでもお気軽にどうぞ。
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— 魚信本店 店長 田口 信一

