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こんにちは、魚信本店 店長の田口です。
突然ですが、一つ意外な話をさせてください。
市販の白だしや顆粒だし、調味済みの合わせ酢を使えば、仕込みの時間は約3分の1に短縮できます。コストも大幅に下がります。実際、外食産業全体で「業務用既製品」を使っているお店は、肌感覚ですが7割以上ではないかと思います。それほど、今の時代は「手間を省く選択肢」があふれているんです。
では、なぜ魚信はそうしないのか。
今日はその理由を、少し正直にお話しさせてください。料理人として20年間、厨房に立ち続けてきた中で感じてきた「本物の手作り」へのこだわりと、その裏側にある思いを。
こんな方におすすめ
- ✅ 岡崎市内で個室のある和食店を探している方
- ✅ 子連れでも安心してゆっくり食事できるお店を知りたい方
- ✅ お食い初めや法事など、大切な席にふさわしい手作りの料理を求めている方
- ✅ 添加物が気になるお子様やご高齢の方とご一緒に食事したい方
- ✅ チェーン店ではなく、心のこもった本格和食を家族に食べさせたい方

「本物の出汁」は、実はとても地味な作業から生まれる
魚信では毎朝、昆布と鰹節から丁寧に出汁を引くところから一日が始まります。
正直、地味です。時間もかかります。特に目立つ作業でもないので、お客様からはまず見えません。でも、この出汁の質がそのままお料理全体の土台になる。御膳の煮物一つ、豆腐の味噌汁一杯、すべてに影響が出るんです。
顆粒だしを使えば5分で済む作業を、なぜ1時間かけてやるのか。それは単純に、「味が違うから」です。そして、その違いに一番気づいてくれるのが、実は小さなお子様やご高齢の方だったりします。
添加物の多い食事に慣れていないお子様の口は正直で、薄味でも丁寧に引いた出汁の料理をよく食べてくれます。そしてご年配の方は、昔ながらの「本物の味」を舌が覚えていて、「ここの味は優しいね」と言ってくださることが多い。
3世代で食卓を囲む場面が多い岡崎という土地柄だからこそ、おじいちゃんおばあちゃんから赤ちゃんまで全員が「美味しい」と感じられる料理を出したい。そのためには、やっぱり出汁から手を抜けないんです。
個室という空間が「本物の時間」を守ってくれる
手作りの料理と同じくらい、私が大切にしていることがあります。それが、「食べる空間」です。
どんなに丁寧に作ったお料理も、落ち着いて味わえない環境では半分も伝わらないと思っています。
たとえば、小さなお子様を連れてきたお母さんが、子どもが少し声を出すたびにドキドキしていたら、料理の味どころではないですよね。法事でしっとりとした話をしたいのに、隣のテーブルの会話が丸聞こえだったら、大切な気持ちは伝わらない。
魚信では、そういうご家族の大切な時間をしっかり守れるよう、個室・お座敷を完備しています。周りのお客様の目線を気にせず、足を伸ばしてくつろいでいただける空間です。
「個室があるかどうか」って、実はお店選びのときに後回しにされがちなポイントです。でも、大切な席でこそ、この違いは大きい。ご予約の際に「お食い初めで」「法事の会食で」「子連れで行きます」とひと言教えていただければ、その日に一番ふさわしいお部屋と配慮をご用意しています。
「初めてのお食い初めで不安でしたが、店長さんも子育て中のパパということで、子ども連れでも温かく迎えていただき、とても安心できました。最高の思い出になりました!」
お食い初めでご利用のお客様
この言葉は、本当に嬉しかったです。私自身、3歳の息子がいる父親として、「初めてのお祝いで失敗したくない」「でも赤ちゃん連れで外食は不安」という気持ちが痛いほどわかります。だからこそ、個室の空間と、子連れに慣れたスタッフの対応がセットで初めて「安心」が生まれるんだと実感しています。
✓ ここまでのポイント
- 魚信では毎朝、昆布と鰹節から出汁を引くことにこだわっています。手間はかかりますが、その分すべての料理の土台がしっかりします。
- 個室・お座敷を完備し、子連れや法事など大切な場面でも周りを気にせずゆったりと過ごしていただけます。
- ご予約時にご利用目的を教えていただくことで、最適なお部屋・サービスをご用意できます。
「手づくり豆腐」と「釜飯」は、省けるのに省かない代表格
魚信の名物である「自家製手づくり豆腐」と「釜飯」は、どちらも「省こうと思えば省ける」ものです。
豆腐は買ってくればいい。釜飯は炊飯器や電気ジャーで炊けばいい。そう割り切ることはできます。でも、私にはできないんです。
天然にがりで仕込む自家製豆腐は、大豆の甘みと旨味がまったく違います。スーパーで売っている豆腐が悪いわけではなく、ただ「本物の豆腐の味」を一度知ってしまうと、その差がわかってしまうんです。そしてこれが、ご年配のお客様に特に喜ばれる。「昔ながらの豆腐の味だ」と言っていただけることが多くて、それが嬉しくて今も続けています。
釜飯はご注文をいただいてから一釜一釜炊き上げています。蓋を開けた瞬間の湯気と香りは、正直、電気ジャーでは絶対に再現できない。あの瞬間を「ご馳走」にしたくて、今日も丁寧に火にかけています。
南伊勢や師崎から届く鮮魚も同じです。毎朝仕入れるため、メニューが季節によって少しずつ変わります。効率からすれば固定メニューの方が楽ですが、それだと旬の味は出せない。「今日のお刺身は何ですか?」という会話が生まれる方が、ずっと豊かだと思っています。
コストと手間をかけ続けることへの、私なりの答え
「なぜそんなに手間をかけるのか」と聞かれると、正直、経営的にはとても非効率だと思います。
でも、私の中に一つ、ぶれない軸があります。それは「料理は技よりも心」という考え方です。
お食い初めにいらっしゃるご両親は、我が子の百日をお祝いしに来てくれています。法事でいらっしゃる方は、故人を偲びながらご親族と時間を共にしに来てくれています。長寿のお祝いのご家族は、おじいちゃんおばあちゃんへの感謝を伝えたくて、わざわざ時間を作ってくださっています。
そのどれも、私にとっては「ただの食事の提供」では済まないんです。
自分が父親になってから、そのお気持ちがより一層わかるようになりました。息子の誕生日に、手を抜いた料理を出したいとは思わないですよね。それと同じ気持ちで、毎日厨房に立っています。
個室という静かな空間と、出汁から手作りした料理が揃って初めて、お客様にとって「特別な時間」になる。その組み合わせを、岡崎という土地でこれからも守り続けていきたいと思っています。
大切な席のお店選びで、迷ったときのチェックポイント
最後に少し実用的なことをお伝えします。
お食い初め、法事、七五三、長寿のお祝い……そういった大切な席でお店を選ぶとき、何を基準にすればいいのか迷う方も多いと思います。私なりに、外から確認できるポイントをお伝えすると——
- 📌 個室・お座敷が確実にあるか(「個室風」ではなく、しっかり仕切られた空間か)
- 📌 お祝い・法事の専用メニューがあるか(毎回のことで慣れているお店かどうかの目安になります)
- 📌 予約時にご利用目的を細かく聞いてくれるか(子連れ・アレルギー・人数・目的など、こちらの事情を把握しようとしてくれるお店は安心です)
- 📌 コース料理を提供しているか(コースなら何度も注文する手間が省け、その場の時間に集中できます)
魚信はこれらすべてに対応しています。創業58年、岡崎市で積み重ねてきた経験の中で、「大切な場面にこそ必要なこと」を一つひとつ形にしてきました。
会席コースは4,780円〜、季節の御膳は2,000円台〜ご用意しています。ご予算やご人数に合わせてご相談いただければ、最適なプランをご提案いたします。
ご自宅でのお祝いや法事には、本格仕出し弁当・オードブルのお届けも承っています。足の悪いご高齢の方や生まれたばかりの赤ちゃんがいて外出が難しい場合にも、お気軽にご相談ください。
お読みいただきありがとうございました。
「手間もコストもかかる」と記事タイトルで言い切りましたが、正直なところ、やめる理由の方がたくさんあります(笑)。それでも続けられるのは、やっぱり「美味しかった」「また来たい」という言葉と、お客様の笑顔があるから。その一言のために、明日もきちんと出汁を引きます。
お食い初め、法事のお食事会、ご家族のお祝い、子連れでのご利用——どんなご利用目的でも、まずはお気軽にご連絡ください。ご予約時にひと言「こういう場面で使いたい」と教えていただけると、当日の準備がとても整いやすくなります。
岡崎市のお店でお会いできることを楽しみにしています。もしお越しの際は「記事読んだよ」と声をかけていただけたら、とても嬉しいです 😊
📞 お電話でのご相談・ご予約:0120-15-0173
(月曜定休 / 火〜木 11:00〜14:30 / 金〜日・祝 11:00〜14:30・17:00〜21:00)

