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こんにちは、魚信本店 店長の田口です。

結論から言うと、私が研修弁当に「午後も眠くならない工夫」を続けているのは、「食べる人のコンディションまで考えるのが、料理人の仕事だと思っているから」です。

でも正直に言うと、最初からそんな大それた信念があったわけじゃないんです。ある一件のご相談をきっかけに、私の弁当づくりへの向き合い方がガラッと変わりました。今日はその話をさせてください。

そして実はこの話、「アレルギーがあるせいで、お弁当やお祝いの席のお店選びがいつも大変で困っている」というご家族にも、きっと参考になる話だと思っています。

こんな方におすすめ

  • ✅ 岡崎市内で研修や会議用の仕出し弁当を探している方
  • ✅ アレルギーがあり、お祝いや法事の席で「自分だけ別メニュー」になってしまうことが悩みの方
  • ✅ チェーン店のお弁当やマニュアル対応に物足りなさを感じている方
  • ✅ 「食材を抜くだけ」でなく、ちゃんと美味しいアレルギー対応料理を食べたい方
  • ✅ 法事やお祝いの仕出し弁当を、本格的な和食店に頼みたいと考えている方
なぜ私は岡崎での研修弁当に、午後も眠くならない工夫をしているのか | 季節の魚と釜飯 魚信

「午後からの研修なのに、全員がウトウトしてしまって…」という一本の電話

数年前のことです。

岡崎市内のある企業の総務担当の方から、こんなご相談の電話をいただきました。

「以前、別のお弁当屋さんに頼んだら、午後の研修で参加者が全員ウトウトしてしまって…。上司にこっぴどく怒られたんです。ご飯の量が多すぎたのか、揚げ物ばかりだったからなのか。今回はそうならないお弁当をお願いしたいんですが、可能ですか?」

正直、最初は「お弁当屋さんに言うようなことかな?」と思ったんです(笑)。でも電話口の担当者さんの声が、本当に切実で。それで真剣に考えてみました。

確かに思い当たる節はあります。揚げ物や白米が多い弁当は、消化にエネルギーが使われて眠くなりやすい。逆に言えば、炭水化物の量を抑えて、魚や豆腐など消化のいいたんぱく質を中心に組み立て、季節の野菜の副菜を丁寧に入れれば、身体への負担がずっと軽くなるはずです。

それ以来、企業様からの研修弁当のご注文には、「魚をメインに据え、釜で炊いたご飯は少量、手づくり豆腐や季節の副菜でボリュームを補う」という組み立てを意識するようになりました。食べた後に「美味しかった」と感じてもらうと同時に、午後もしっかり動ける身体に整えることが、お弁当を通じた私のおもてなしだと思うようになったんです。

その相談が来た日に気づいた、「アレルギー対応の本当の難しさ」

さて、その電話での相談にはもう一つ、続きがありました。

「実は参加者の中に、甲殻類アレルギーの方と卵アレルギーの方が1名ずつおられて。いつも弁当屋さんに頼むと『全員同じメニューしかできません』と言われてしまって困っているんです。その2名だけ、コンビニで買ってきてもらうわけにもいかないし…」

この一言が、刺さりました。

アレルギーがある方が、みんなと違う「別のもの」を食べている光景。研修の場でも、お祝いの席でも、法事の会食でも――その方だけがコンビニのおにぎりを食べていたり、簡素な代替食を前にしている場面を想像すると、なんとも言えない気持ちになります。

うちは既製品のソースや冷凍食品を使わず、出汁からすべて手作りしています。だからこそ、「どの食材を使って、どう調理したか」を私が一番よくわかっている。甲殻類のエキスが入った調味料を使っていないか、卵が衣に入っていないか――一つひとつ確認して、その方だけの一品を「代わりに美味しいもので補う」形でお作りすることができるんです。

その担当者さんには「詳しく教えてください。できる限り対応します」とお答えしました。当日、2名の方の弁当箱も、他の方とほぼ変わらない見た目と品数でお届けできました。後日、「アレルギーがある社員が、みんなと同じように楽しそうに食べていて、私も嬉しかったです」というメッセージをいただいた時、本当に料理人でよかったと思いました。

✓ ここまでのポイント

  • 研修弁当での「午後の眠気対策」は、主食の量と揚げ物の割合を見直すことで改善できる。魚・豆腐・季節野菜を中心に組み立てることがポイント。
  • アレルギー対応は、出汁から手作りしているお店ほど柔軟に対応しやすい。「食材を抜くだけ」でなく「代わりに美味しいものを入れる」発想が大切。
  • ご予約・ご注文の際は、ホールスタッフではなく実際に調理する板長に直接相談できるお店を選ぶと、より安心できる。

「自分だけ違う簡素なご飯」にしたくない。それが私の原点です

実は、アレルギー対応に対する私のこだわりは、研修弁当だけの話ではありません。

お食い初めや七五三、ご長寿のお祝い、そして法事のお斎(おとき)など、大切な節目の席でも、同じような相談をよくいただきます。「親族の一人が卵アレルギーで、毎回お店選びに困っている」「エビが食べられない祖父がいるので、海鮮メインのコースだといつも残してしまって…」というご相談です。

チェーン店やマニュアル化されたお店では「アレルギー対応は不可です」と一言で断られてしまうことも多いようです。せっかくの特別な日に、その一言でお店選びが振り出しに戻ってしまう――そのご苦労は、本当によくわかります。

うちが対応できる理由は、シンプルです。私が毎朝、素材を選んで、出汁を引いて、一から作っているから。何が入っているかわからない既製品に頼っていないから、「この料理にはこの食材が入っています」「この調味料にはエキスは含まれていません」と、自信を持ってお答えできるんです。

もちろん、完全除去が必要なのか、エキス程度はOKなのかによって対応が変わります。だからこそ、ご予約の段階で「板長に直接確認させてください」という形でお話しいただくのが、一番安心です。当日に初めて聞かされても、正直対応が難しいこともあります。でも事前にお知らせいただければ、できる限り「みんなと一緒に同じテーブルで、同じように美味しいものを食べられる」ように工夫します。

法事の仕出しでも、「細やかな対応」がご家族の安心につながる

法事やお祝いの仕出し弁当をご依頼いただく際にも、アレルギーのご相談は珍しくありません。

高齢の親御さんや小さなお子さんがいるご家族が自宅でお斎を行う場合、足腰が悪くてお店まで来られない方、生まれたばかりの赤ちゃんがいてお出かけが難しいご家庭など、様々な事情でお店に来られないケースがあります。そういった時に、魚信では南伊勢や師崎から直送した鮮魚を使った本格的な仕出し弁当を、岡崎市内をはじめ近隣エリアにお届けしています。

実際にこんなお声をいただいています。

「法事の会食で利用しました。事前の打ち合わせから丁寧に対応してくださり、当日は安心してお任せすることができました。料理も気持ちがこもっていて親族から好評でした。」

ご法事でご利用のお客様

このお客様のように、事前の打ち合わせをしっかり行うことで、当日は幹事さんも安心して故人を偲ぶ時間に集中していただけます。アレルギーのある親族の方がいる場合も、打ち合わせの段階でお伝えいただければ、その方の分だけ内容を調整してお届けすることも可能です。

「自分だけ違う簡素なご飯」にしたくない。その気持ちは、研修弁当でも、法事のお斎でも、お祝い会席でも、まったく同じです。

まとめ:「アレルギーがあるから仕方ない」ではなく、一緒に美味しく食べてほしい

私が研修弁当に「午後も眠くならない工夫」をしているのは、食べた後の「その人の時間」まで想像するのが料理人の仕事だと思っているからです。

そしてアレルギー対応に力を入れているのも、同じ理由から来ています。アレルギーがあるから仕方ない、と諦めてほしくない。みんなと同じテーブルを囲んで、同じように「美味しかったね」と言い合える時間を作ることが、料理人としての私のやりがいです。

岡崎市内での研修弁当、仕出しのご法事・お祝い弁当、お店でのお祝い会席など、アレルギーや食べられないものがある方がいらっしゃる場合は、ぜひ遠慮なく事前にご相談ください。「これはどうかな?」という小さなご質問でも大歓迎です。

「料理は技よりも心」。その気持ちを忘れずに、今日も厨房に立っています。

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