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「還暦祝いの食事会をしたいけど、家族の中にアレルギーがいて……どこに頼めばいいか、正直わからないんです。」

こんにちは、魚信本店 店長の田口です。

予約のお電話でこういったご相談をいただくこと、実は珍しくないんです。

還暦祝いや長寿のお祝いは、祖父母・子ども世代・孫世代と、年齢も体の事情もさまざまなご家族が一堂に集まる特別な席です。だからこそ「アレルギーがある人がいると、お店選びがいつも同じになってしまう」「チェーン店では断られてしまった」という悩みが出やすいんですよね。

今回は、豊田市からご来店いただいたご家族の還暦祝いの一日に密着しながら、田口がその日の朝からどんな準備をしていたのか——特にアレルギー対応の裏側をお伝えします。

こんな方におすすめ

  • ✅ 家族の中にアレルギーがいて、お祝いの食事会のお店選びに毎回悩んでいる方
  • ✅ チェーン店のアレルギー対応に不安を感じ、本格的な和食店を探している方
  • ✅ 還暦祝いや長寿のお祝いで、祖父母から孫まで全員が笑顔になれる席を探している方
  • ✅ 岡崎・豊田市周辺で、個室で気兼ねなくお祝いできる和食店を探している方
  • ✅ 「食材を抜くだけ」ではなく、美味しく・楽しく食べられる工夫をしてくれるお店を求めている方
豊田市から還暦祝いでご来店。塩釜をハンマーで割ってご家族が大盛り上がりする日に密着 | 季節の魚と釜飯 魚信

朝6時。市場から戻った田口が最初に確認するもの

この日の朝、田口は南伊勢・師崎方面からの鮮魚が届くのを待ちながら、1枚のメモを手元に広げていました。

還暦祝いでご来店予定のご家族から、ご予約時に伺っていたアレルギー情報です。

「お孫さんの一人に卵アレルギーがある、とお聞きしていたんです。エキスはOKか、完全除去が必要かも確認していたので、前日のうちに段取りは決めていました。でも当日の朝にもう一度メモを見返すのが、私の習慣というか……気の持ち方の問題かもしれないですね。」

魚信では、既製品のソースや合わせ調味料はほとんど使いません。出汁も、毎日厨房でゼロから引いています。だからこそ、「この料理には卵が入っているか」「このタレにエキスは含まれるか」が、スタッフ全員がきちんと把握できる。マニュアル化されたお店では難しい、細かな調整が利くのはそのためです。

「チェーン店さんだと”アレルギー食材を含む商品が厨房に存在するため対応できない”と断られてしまうケースが多いと思うんです。手作りで工程を自分たちが管理しているから、代わりの食材で同じように美味しく仕上げる、という発想ができる。そこが一番大きな違いだと思っています。」

仕込みの時間。「ただ抜く」ではなく「代わりを作る」

午前中の仕込みで、田口が特に時間をかけていたのは、お孫さん用の会席の一皿でした。

通常のコースで卵を使う料理がある場合、単純に「その皿を空にする」という選択はしません。空の器が並ぶだけでは、お子様が「自分だけ違う」と感じてしまいます。それは、せっかくのお祝いの席には似合わない。

「お孫さんが寂しくないように、って考えると自然と工夫が出てくるんですよね。今日は豆腐を使った別の一品を小さく仕立てて、見た目も他の方の料理と揃えました。自分にも3歳の息子がいるので、子どもの気持ちは想像しやすいというか……食卓で一人だけ違うものが出てきたときの顔、想像するだけでちょっとつらいじゃないですか。」

こうした調整は、ご予約時に「実際に料理を作る板長に直接確認できる」体制があるからこそ可能です。魚信では、アレルギーの詳細(エキスまで除去が必要か、同じ調理器具の使用はどうするかなど)をご予約のお電話でお伺いし、田口本人が把握した上で当日の献立を組みます。

✓ ここまでのポイント

  • 出汁・ソースまで手作りしているからこそ、食材の変更・調整が細かく利く
  • 「食材を抜く」だけでなく、代わりの食材で美味しく仕上げる工夫をすることで、アレルギーのある方も「自分だけ違う」と感じずに済む
  • ご予約時に板長が直接アレルギーの詳細を把握することで、当日の安心感が大きく変わる

「アレルギーの詳細を事前に板長に直接確認できるかどうかが大事」とお読みいただいた今、実際にご家族のアレルギー事情を相談しながら空席を確認したい、というところで止まっている方もいらっしゃると思います。お席の空き状況と合わせて、アレルギー対応の具体的な内容もこのページから確認・ご相談いただけます。予約前の確認だけでも構いません。

還暦祝いのお席の空き状況・アレルギー対応を確認する

12時。塩釜がテーブルに運ばれる瞬間

豊田市からいらしたご家族が個室に揃ったのは、昼過ぎのことでした。
還暦を迎えられたお父様、そのご兄弟、お子様世代、そして小さなお孫さんたち。総勢10名ほどの大きな集まりです。

会席コースのお料理が順番に出ていき、場が温まってきたころ——いよいよ名物の鯛の塩釜焼きが個室へ運ばれます。

塩で固めた白い塊がドンと置かれた瞬間、テーブルのあちこちから「おお!」という声が上がりました。

スタッフがハンマーを手渡すと、還暦のお父様が少し照れくさそうに笑いながら、思い切りよく一撃。
パリッと割れた塩の殻の中から、ふわりと湯気と香りが立ち上がる——その瞬間、お孫さんたちが「わあ!」と声を揃えて身を乗り出しました。

「あの瞬間が一番好きなんです、正直言うと。料理の出来栄えはもちろん大事ですけど、あの”割れた瞬間の顔”を見るために仕込んでいるといっても過言じゃない、くらい(笑)。」

塩釜の演出がどんな雰囲気を生み出すかは、お祝いの席を盛り上げる、岡崎の鯛の塩釜焼き。ハンマーで割る瞬間に密着の記事でも詳しくご紹介しています。よろしければあわせてご覧ください。

「法事の会食で利用しました。事前の打ち合わせから丁寧に対応してくださり、当日は安心してお任せすることができました。料理も気持ちがこもっていて親族から好評でした。」

ご法事でご利用のお客様

法事でのご利用でいただいたこのお声にもある通り、大人数でのご会食では「打ち合わせの丁寧さ」が当日の安心感に直結します。アレルギーへの対応も、事前にしっかりすり合わせができているかどうかが、本当に大きな差になるんですよね。

還暦祝いや長寿のお祝いで岡崎・豊田市周辺のお店をお探しの方は、なぜ岡崎の還暦祝いで、当店がこれほどまでにご家族の集まりに選ばれ続けているのかもご参考にどうぞ。

「この子だけ何もないのは嫌だった」——食後にいただいた言葉

お食事が終わり、ご家族がお帰りになる前に、お母様(還暦のお父様のパートナー)がスタッフを呼び止めてくださいました。

「孫にアレルギーがあって、いつも外食のたびに”この子だけ違うメニューになるのが申し訳なくて”ってずっと思ってたんです。でも今日は、孫も同じように食事を楽しめていて……本当に来てよかった。」

その言葉が、田口のところに伝わってきたのは、お見送りをした後のことでした。

「”この子だけ違うのが嫌だった”って言葉、すごく刺さりましたね。お孫さんが寂しい思いをしないようにって、私もそれだけを考えていたので。伝わってよかったな、と思いました。」

アレルギーがあるご家族のお祝いの席で、お店選びの選択肢が限られてしまう——その根本は、「食材を管理しきれないから対応できない」というお店側の事情にあることが多いです。

魚信が手作り・出汁からの仕込みにこだわり続けているのは、見栄えやブランドのためではなく、こうした「細かな対応ができる」という実用的な理由とも深くつながっているんです。

まとめ——大切な席で「全員が笑える食卓」をつくること

還暦祝いはもちろん、お食い初めや七五三、法事の会食など、大切な節目に集まるご家族には、必ずといっていいほど年齢も体の事情も違う方がいらっしゃいます。

アレルギーをお持ちの方がいるからといって、お店の選択肢を狭めないでほしいと、田口はいつもそう思っています。

ご予約時にアレルギーの詳細をお伝えいただければ、田口本人が直接確認し、「ただ抜く」のではなく「美味しく代わりを作る」工夫で対応します。岡崎・豊田市・安城市など近隣エリアからのご来店も大歓迎です。

お電話でのご相談は、 0120-15-0173 までどうぞ。「記事を読んだよ」と声をかけていただけたら、とても嬉しいです。

還暦祝いで個室をお探しの豊田市・岡崎市のご家族には、岡崎での還暦祝いディナー。赤いちゃんちゃんこを着たお父さんが照れ笑いする瞬間に密着の記事もあわせてご覧いただけると、当日のイメージがわきやすいと思いますよ。

「この子だけ違うものになるのが嫌だった」というお母様の言葉が響いた方は、まず空き状況だけでも確認してみてください。ご予約と同時に、卵・乳製品・その他のアレルギーの詳細(エキスはOKか、完全除去か)をそのままお伝えいただければ、田口が当日の献立を組みます。

お祝いのお席の空き状況を確認する(アレルギー相談も受付中)