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こんにちは、魚信本店 店長の田口です。

突然ですが、一つ意外な数字をお伝えしてもいいですか。

妊娠中のご夫婦を対象にしたあるアンケートによると、帯祝い・戌の日のお参り後にお祝い食事会を行った方のうち、約6割以上が「お店選びに困った」と回答しているというデータがあります。赤ちゃんの誕生を心待ちにしながら、安産を祈願する大切な節目であるにもかかわらず、肝心の「どこで、どんなふうにお祝いするか」で悩まれるご家族がこれほど多い——。

その理由を聞いていくと、一番多かったのが「周りが気になって落ち着いて食事できるか不安だった」というものでした。小さな子どもを連れた兄弟姉妹や、足腰が少し弱くなったおじいちゃんおばあちゃんも一緒に、3世代みんなで集まるお祝い席。そんな大切な時間だからこそ、「周りのお客様に迷惑をかけないか」「プライベートな話がしにくい」という不安を抱えたまま、お店を探されている方がとても多いのだと、この仕事を20年続ける中で痛感しています。

今日は、私が戌の日のお祝い席に天然鮑を原価ギリギリでご提供し続ける理由と、その裏側にある「個室へのこだわり」について、正直にお話しさせてください。

こんな方におすすめ

  • ✅ 戌の日や帯祝いのお祝い食事会の場所を探しているご夫婦
  • ✅ 小さな子どもや年配の親御さんと一緒に食事する個室を探している方
  • ✅ 周りを気にせず家族だけでゆっくり過ごせるお店が岡崎市近辺にないか調べている方
  • ✅ お祝いの席でチェーン店ではなく、心のこもった和食でお祝いしたいと思っている方
  • ✅ 妊婦さんや授乳中のママも安心して食べられる手作りの料理にこだわりたい方

「あの日の出来事」が、天然鮑をメニューに加えた原点です

数年前のある秋の日のことです。一本の予約のお電話をいただきました。

「戌の日のお参りの後に、家族でお祝いしたいんですけど……個室って空いてますか?妊婦がいるので、ゆっくり座って食べられる場所がよくて」

電話口の声は、どこか遠慮がちでした。おそらく何軒か断られた後だったのだと思います。もちろん「はい、個室をご用意できますよ」とすぐにお答えしましたが、その後の会話が今でも頭に残っています。

「実は前に別のお店に行ったとき、子どもが少し騒いだら周りの視線がつらくて……今回はそういう思いをしたくなくて」

当日いらしたのは、妊娠8ヶ月のお母さんとお父さん、それからお祖父ちゃんとお祖母ちゃん、そして3歳くらいのお兄ちゃん。まさに私の家族と重なるような5人でした。個室のお座敷に案内すると、お母さんが「あ、ここなら大丈夫だ」とほっと表情を緩めてくれたんです。その瞬間に、私は確信しました。この方たちが求めているのは、美味しい料理の前に「安心できる空間」なのだと。

その頃、お祝い会席のコースに何か「特別感のある一品」を加えられないかとちょうど考えていた時期でもありました。南伊勢の仕入れ先に相談したところ、旬の天然鮑が手に入ることがわかりました。鮑は古くから「長寿」や「めでたさ」の象徴として慶事に用いられてきた食材です。さらに、消化に優しく、妊婦さんや年配の方にも食べやすい。これだ、と思いました。

仕入れ値を考えると正直コース料金には見合いません。それでもメニューに入れることにしたのは、あの日の「ほっとした表情」があったからです。

個室でのお祝い席が「当たり前」ではない、という現実

お祝いの席でよく耳にする声があります。

「せっかくのお祝いなのに、隣のテーブルが近くてプライベートな話ができなかった」
「子どもがぐずってしまって、食事どころじゃなかった」
「高級なお店に行ったけど、緊張して結局ゆっくりできなかった」

どれも、よくわかります。特に戌の日や帯祝いのような席では、妊婦さんの体調のことや出産への不安、これからの家族の話など、家族だけで静かに話したいことがたくさんあるはずです。それなのに、周囲のざわめきや他のお客様の視線が気になってしまったら——大切な時間がどこかもったいない形で終わってしまいます。

魚信では、ご予約の段階でどんな目的でお越しいただくかをきちんと伺うようにしています。「戌の日のお祝いで」「子どもも一緒で」「おじいちゃんも足が悪くて」——そういった情報を事前にいただけると、どのお部屋を用意するか、お座敷に座布団を厚めにするか、お子様用の食器を準備するかなど、細かな配慮を当日までに整えることができます。

個室というのは、単なる「壁で仕切られた空間」ではないと私は思っています。そこに入った瞬間、家族だけの時間が始まる。外の視線も音も気にせず、純粋に目の前の大切な人との会話と料理を楽しめる——それが個室の本当の価値だと思っています。

また、会席コースのかたちにしているのにも理由があります。品数が多いお祝い席で、その都度メニューを見ながら「これにしようか、あれにしようか」と選ぶのは意外と疲れるものです。コースなら、料理が順番に運ばれてくる間、ご家族との会話に集中していただけます。法事の席でも同じことが言えますが、料理の手が止まらないからこそ、大切な人との時間がより豊かになると感じています。

✓ ここまでのポイント

  • 戌の日のお祝い席で「周りが気になって落ち着けない」というお悩みは、個室・お座敷のあるお店を選ぶことで解決できる
  • 予約時に利用目的(戌の日、子連れ、足の悪い親族がいるなど)を伝えると、お店側が事前に最適な配慮を用意しやすくなる
  • 会席コース形式なら注文の手間がなく、家族との会話と料理に集中できる

「個室なら周りに気を遣わず、妊婦さんも子どもも年配の方も一緒にゆっくり過ごせる」——ここまで読んで、次は「実際にどの日程で個室が空いているか」が気になっているのではないでしょうか。戌の日のお祝い席はお日柄の関係で特定の日に予約が集中しやすいため、空き状況を早めに確認しておくと安心です。

戌の日のお祝い席・個室の空き状況を確認する

天然鮑を「原価ギリギリ」で出し続ける、もう一つの理由

3歳の息子が生まれてから、正直に言うと、お祝い席に向き合う気持ちが変わりました。

自分が父親になる前は、「おいしい料理を丁寧に作る」ことに集中していました。でも息子が生まれてから、お食い初めや初節句の準備をする中で、親の気持ちが体でわかるようになったんです。「この子に、最高の食事を囲む記念日を作ってあげたい」という気持ちの強さを。

だからこそ、戌の日のお祝い席に天然鮑をご提供するとき、私の中にある気持ちは「原価がどうこう」よりも先に「このご夫婦に、一生忘れられない一品を食べてもらいたい」というものです。

天然鮑は、養殖と違って身の締まりと磯の香りが際立ちます。やわらかく丁寧に火を入れると、ほろりとほどける食感になる。妊婦さんにも食べやすく、年配のおじいちゃんおばあちゃんにも喜んでいただける一品です。コース全体のバランスを考えながら、南伊勢から届いた鮑をその日の状態に合わせて仕上げていく。手間もコストもかかる素材にこだわり続けるのは、既製品では出せない「その日だけの味」があるからです。

利益だけを考えれば、もっと安い食材に変えることもできます。でも、それをしない。なぜかというと——料理は技よりも心、というのが私の信条だからです。コース料金に対してギリギリの原価をかけてでも、「あの鮑、おいしかったね」とご夫婦が後々話してくれるような一品を出したい。その積み重ねが、58年続いてきたこのお店の根っこにあると思っています。

「初めてのお食い初めで不安でしたが、店長さんも子育て中のパパということで、子ども連れでも温かく迎えていただき、とても安心できました。最高の思い出になりました!」

お食い初めでご利用のお客様

こうした声をいただくたびに、「やっぱりこれでよかった」と思います。お食い初めでも、戌の日でも、大切なのは料理の豪華さよりも、そのご家族が「安心してここにいられる」と感じられることなのだと、改めて確認させてもらえる気がしています。

岡崎市で戌の日のお祝い席を探している方へ、具体的なご案内

魚信は、愛知県岡崎市稲熊町にある和食店です。東岡崎駅からも車でアクセスしやすく、駐車場は40台分をご用意しています。足の悪いご親族にも安心してお越しいただけるよう、バリアフリー・車椅子でのご入店にも対応しています。

戌の日のお祝い席でよくご相談いただく内容をまとめると、こんな流れになることが多いです。

①ご予約のお電話またはWeb予約の際に、目的をお伝えください
「戌の日のお祝いで、妊婦がいます」「子どもが小さくて」「おじいちゃんが車椅子で」——どんな情報でも構いません。伝えていただいた内容をもとに、一番ぴったりの個室やお座敷、配慮をご用意します。

②お祝い会席コース(4,780円〜)でゆっくりお楽しみください
南伊勢・師崎から直送される旬の鮮魚、天然鮑、名物の釜飯、手づくり豆腐を盛り込んだコースです。アレルギーや食べられないものがあればご予約時にご相談ください。出汁から手作りしているからこそ、柔軟に対応できます。

③個室でご家族だけの時間をゆっくりお過ごしください
お子様用の椅子や食器も用意しています。ベビーカーでのご入店も大歓迎です。「泣いたり騒いだりして迷惑をかけないか」というご心配は、個室であれば周りのお客様に気を遣わずに済みます。ご長寿のお祝いなど他の慶事でも同様に、ご高齢の方が食べやすい食材へのこだわりを大切にしています

また、「当日は自宅でゆっくりしたい」というご要望があれば、本格的な仕出し弁当・オードブルの配達にも対応しています。岡崎市を中心に、豊田市・安城市・幸田町など近隣エリアへお届けできますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ:「落ち着いて食べられる場所」が、お祝いの席の土台です

戌の日のお祝い席に天然鮑を原価ギリギリでご提供し続けるのは、利益計算からではなく、「このご家族の大切な節目に、本物の味を届けたい」という気持ちからです。

でも、正直に言うと——どれだけ食材にこだわっても、周りが騒がしくて落ち着けない空間では、その料理の味は半減してしまいます。美味しい料理と、安心できる個室の空間。この二つが揃ってはじめて、本当のお祝いの席になるのだと思っています。

岡崎市や近隣エリアで、戌の日・帯祝いのお祝い席をお探しの方。「個室でゆっくり過ごしたい」「子連れでも安心なお店がいい」「心のこもった料理でお祝いしたい」——そんなご要望があれば、ぜひ一度ご連絡ください。

お電話でのご相談は 0120-15-0173 まで。お席のご状況やコースの内容など、どんなことでもお気軽にどうぞ。

お店で「記事読んだよ」と声をかけていただけたら、とても嬉しいです。

田口 信一

天然鮑の入ったお祝い会席コースを個室で、しかも子連れでも安心して——という席を作るには、当日より「ご予約時に目的を伝えること」が一番大切だとお伝えしました。まず空き日程とお部屋の状況を確認して、予約を確定させるところから始めましょう。

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